かつては闇組織がなければ制作、販売できなかった児童ポルノが今やスマホ一つで…。
愛知県警少年課は17日、友人の少女に裸を自撮りさせ、その動画を無料通信アプリLINE(ライン)で同級生らに送信し拡散させたなどとして、
児童買春・ポルノ禁止法違反(製造、提供、公然陳列)などの疑いで、いずれも同県在住の無職少年(16)と、15、16歳の高校生の男女13人の計14人を書類送検した。
少年課によると、少女の中学の同級生だった知人の男子高校生(15)が同級生らのLINEのグループに少年から提供を受けた動画を投稿するなどして、
最終的に14人の大半を含む少なくとも50人の高校生らに動画が拡散した。
少女は少年から頼まれ、他人に見せない約束で自撮り動画を提供した。
しかし、動画が広く出回っていることを知り6月6日に県警に相談、容疑が発覚した。
少女はこの拡散がきっかけで通っていた高校を退学した。
14人は全員が容疑を認め「個人でやりとりするだけならばれないと思った」
「知らない人の動画なので拡散しても自分は困らないと思った」などと話しているという。
裏ビデオ事情通は「2001年から05年にかけて小中学生とハメ撮りした『関西援交』という裏ビデオが100巻ほど制作され、
撮影者、制作者は何度も逮捕され、主犯は懲役15年を食らいました。
これを売る裏ビデオ店は必ず摘発されました。
出演した女の子たちは数年後に映像がネット流出し、心を病んだり、自殺未遂したり。
それほど危険なものと同様のものが今や子供のスマホ一つで制作、流通してしまうんです」と指摘する。
絶対に裸の画像、動画を送ってはいけない。
裸動画を拡散された少女が高校を退学 高校生の男女ら14人を送検
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/15176613/