群馬県の防災ヘリコプターが墜落し、乗っていた9人全員が死亡した事故から1週間となった17日、地元では3人の告別式が営まれ、参列者たちが突然の別れを惜しみました。
今月10日、群馬県中之条町の山中に県の防災ヘリコプターが墜落し、乗っていた9人全員が死亡しました。
事故から1週間となった17日、地元では3人の告別式が営まれ、参列者たちが突然の別れを惜しみました。
このうち、草津町の斎場で営まれた岡朗大さん(38)の告別式には、会場に入りきれないほどの人が訪れ、長い列をつくっていました。
岡さんは、東吾妻町の吾妻広域消防本部から県の防災航空隊に派遣されていましたが、広域消防本部によりますと、後輩の面倒見がよく、誰からも慕われていたということです。
また、スキーは国体に出場するほどの腕前で、子どもたちを熱心に指導していたということです。
岡さんの小学校時代の担任だった男性は、「朗らかな名前のとおりの子でした。職務中の事故ということで残念でなりませんが、仕事を全うして立派だったと褒めてあげたいです
」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20180817/1060002826.html