飛騨川バス転落事故から50年、現場近くで慰霊法要

 乗員乗客104人が犠牲になった、岐阜県の飛騨川バス転落事故から18日で50年です。事故現場の近くでは慰霊法要が営まれました。

 1968年8月18日未明、岐阜県白川町の国道を走っていた名古屋から乗鞍岳に向かう観光バスが、集中豪雨による土石流に押し流され、道路の横を流れる飛騨川に転落、乗員乗客104人が犠牲になりました。

 国内史上最悪のバス事故から18日で50年。事故現場の近くに建つ慰霊塔の前で、慰霊法要が行われ、遺族や地元の人らおよそ40人が犠牲者を偲びました。

 「何とも言えないですね。50年になったといってもね」(遺族)

 このあと遺族代表が挨拶し、「事故を風化させず、次の世代に引き継いでいきたい」と話しました。

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3450431.html