<川口死亡ひき逃げ>逮捕された教頭、処分保留で釈放 さいたま地検、理由は明らかにせず
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180817-00010010-saitama-l11
埼玉県川口市で死亡ひき逃げ事故を起こしたとして同市立本町小学校の教頭が逮捕された事件で、さいたま地検は17日、教頭(54)を処分保留で釈放したと発表した。捜査は継続する。理由などは明らかにしていない。
教頭は7月28日午前2時ごろ、川口市東本郷の市道で、フィリピン国籍、飲食店従業員の女性=当時(56)=を車ではねて死亡させ、逃走したとして、自動車運転処罰法違反(過失致死)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、県警に逮捕されていた。
元ニュース
“飲酒・死亡ひき逃げ”の小学校教頭は“校長ら”と飲食「なぜすぐ対処を…」母を失った娘の憤り
https://sp.fnn.jp/posts/00343940HDK
埼玉県川口市立本町小学校の教頭・田中嘉明(たなかよしあき)容疑者、54歳が、ひき逃げで女性を死亡させたとして30日、逮捕・送検された。
しかも田中容疑者は「飲酒をして運転した」と供述しているという。
死亡したのは、フィリピン国籍で56歳のイトウ・ジョセフィン・ラメダさんだ。
取材に応じたラメダさんの娘は「事故を起こしたときに、すぐ救急車を呼んでいたら助かったかもしれない」「ほんとうに残念でならない」と胸中を語った。
田中容疑者は誰と一緒に飲食を?
田中容疑者が酒を飲んでいた相手は、同校の校長らだという。
川口市教育委員会によると、田中容疑者は、事件前の27日の夕方から川口駅近くの飲食店で校長ら5人と会食していた。
午後6時半から9時半頃までは中華料理店で、その後10時頃までは串焼き店で会食した田中容疑者は、ビールをジョッキで4〜5杯ほど飲んだという。
会食に先立ち、田中容疑者は校長に「車を自宅に置いてくる」と話し、会食を終えた時も「バスで帰る」と告げて立ち去った。受け答えや足取りはしっかりしていたという。
死亡ひき逃げはその4時間後に起きた。
母・ラメダさんを失った娘は、改めてこう語った。
「なぜ呼んでくれなかったのか、なぜすぐに対処してくれなかったのか、私の母は、あなたのせいで逝ってしまったんですよと」
「酒を飲んで車を運転してしまったら、車はただの凶器になってしまう」
一方、田中容疑者は、警察の調べに対して、飲酒運転を認めたうえで「物にあたった程度だと思った」と供述し、ひき逃げについては容疑を否認している。
(プライムニュース・イブニング 7月30日放送分より)