macOS High SierraがインストールされているMacに、新たな脆弱性が存在することが発表されました。
この脆弱性が利用されると、悪意のあるアプリケーションがユーザーの関与なしに画面上のオブジェクトをクリックしてしまえるようになるとのことです。
この脆弱性は、元NSA(アメリカ国家安全保障局)のハッカーで、Digita Security社の主任研究員を務める
パトリック・ワードル氏がセキュリティ関連カンファレンスのDEF CON 26で発表したもの。
脆弱性の内容は、体が不自由な人のために用意されているアクセシビリティ機能を悪用することで、
悪意のあるアプリケーションが実際のユーザーが意図していない操作を実行してしまえるというもので、
非常に危険なゼロデイ脆弱性であるとワードル氏は指摘しています。
https://gigazine.net/news/20180814-macos-zero-day-flaw/