「簡単には閲覧できない特別なエロ本」が世界中の図書館にひっそりと収蔵されている
図書館は自由に市民や学生が出入りし、興味のある本や研究に必要な資料を借りて読むことができる場所です。
ところが、図書館がエロ本を公共の場所に置かずにひっそりと収集するパターンも存在するそうで、そういった
「閲覧の難しいエロ本」は世界中の図書館に眠っています。
Do Not Read | Lapham’s Quarterly
https://www.laphamsquarterly.org/roundtable/do-not-read
19世紀ごろ、世界各地の図書館員は「過激なポルノ本を公共の目に触れさせるのはいかがなものか」という意識を
持つようになりました。その結果、多くの図書館において「学術目的の人間だけが、適切な目的に必要な場合のみ」
閲覧を許された、特別な本棚が作られることになったそうです。
https://c1.staticflickr.com/9/8680/15361704293_aae669c7e4.jpg
◆大英図書館の「プライベートケース」
大英図書館では、ジョン・ウィンター・ジョーンズという人物が1856年から印刷された出版物の棚を管理するようになりました。
ジョーンズ氏は異端な思想やポルノやエロティックなテキストを持つ書物について、「Private Case(プライベートケース)」
という特別なラベルを貼って通常の本とは別に管理し始めたとのこと。
基本的にプライベートケースとして分類される書物はポルノやエロティックなものがほとんどであり、イギリスの著名な
猥褻(わいせつ)物コレクターであるジョージ・ウィット氏の男根崇拝本コレクションや、1890年から1930年にかけて
チャールズ・レジナルド・ダウス氏が収集したフランスのエロ本などが収蔵されていました。
(略)
https://c1.staticflickr.com/8/7298/9222659679_732683da7d_b.jpg
◆バチカン図書館の「インフェルノ」
バチカン図書館はローマ教皇庁が所有する図書館で、何世紀にもわたる歴史的に重要な本のコレクションがあると
されています。そんなバチカン図書館には、「世界最大のポルノ資料」が秘密裏に所蔵されているとのウワサが
ささやかれており、人々は実在するかどうかも不明なそのコレクションを「インフェルノ」と名付けました。
長年にわたり世界中から収集した大量のポルノ資料があるとされるバチカン図書館ですが、当然のことながら
図書館員はインフェルノの存在を否定しています。
https://c1.staticflickr.com/3/2441/3704631856_cb9eec54e3_z.jpg
◆フランス国立図書館の「L’Enfer」
フランス国立図書館には、「L’Enfer(『地獄』という意味)」と名付けられた閲覧禁止本のコレクションがあります。
L’Enferは1830年にエロ本と「道徳に反する」とされた本を収集するために作られ、収蔵された本のほとんどが
人々から押収されたものだとのこと。
(略)
https://gigazine.net/news/20180804-restricted-collections-remarkable-libraries/
続きはソースで
◆ニューヨーク公共図書館の「三つ星コレクション」
◆ボドリアン図書館の「Phi Collection」
◆ワイドナー記念図書館の「XRコレクション」
https://gigazine.net/news/20180804-restricted-collections-remarkable-libraries/