ロシアのある研究者が、過去の「Windows」製品に潜んでいた脆弱性を発見した。
NTFSファイルシステムを実装した際に生じたこの単純なバグにより、「Windows Vista」から「Windows 8.1」までのシステムがクラッシュすることになるのだという。
NTFSではファイルシステム上に存在するすべてのファイルを管理するために
「$MFT」という名称のファイル(マスターファイルテーブル)が用いられている。
この$MFTをディレクトリ名としたファイル名を入力するだけで、
該当ボリューム上のファイルアクセスがブロックされてシステムがロック状態に陥ったり、
最悪の場合には「死のブルースクリーン」(BSoD:Blue Screen of Death)の表示とともにシステムがクラッシュしたりするという。
https://japan.zdnet.com/article/35101928/