満月が地球の影に完全に覆われて赤黒く輝く「皆既月食」が、天気がよければ28日明け方、主に東北地方から南の地域で見ることができます。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
台風の接近で条件はよくありませんが、月の近くには15年ぶりに地球に大接近している「火星」も明るく輝き、2つの天体を同時に観察できる機会となります。
皆既月食は、太陽と地球、月が一直線に並び、満月がすべて地球の影に覆われる現象です。
月は、地球の大気の層で屈折したわずかな赤い光が当たって「赤銅色」と呼ばれる独特の赤黒い色に輝いて見えます。
国立天文台によりますと、月は28日午前3時半前から欠け始め、午前4時半には月全体が完全に地球の影に入り、皆既月食となります。
そして月食の状態のまま沈みます。
北海道では皆既月食になる前に月が沈んでしまいますが、主に東北地方より南の地域では南西の方向に見ることができます。
また今回、月を見上げるとすぐ左側に15年ぶりに地球に大接近している「火星」も明るく輝いています。
台風が接近していて条件はよくないですが、天気がよい地域では2つの天体を同時に観察できる機会となります。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180727/k10011551921000.html
なお28日の天気
https://www.jma.go.jp/jp/week/