宮崎県都城市の国立病院機構・都城医療センターで2016年、20代の男性職員が過労自殺し、都城労働基準監督署は違法な長時間労働をさせたとして、
労働基準法違反の疑いで、同機構と当時の上司を近く書類送検する方針を固めた。関係者への取材で25日、分かった。
国立病院機構が同法違反容疑で書類送検されるのは初めてとみられる。
関係者によると、男性職員は電子カルテのシステムに関わる業務などを担当。使っていたパソコンの記録から、時間外労働時間は多いときで月150時間
以上だったという。16年7月に自殺し、その後、労災認定された。
都城医療センターは「コメントを差し控える」としている。
https://www.m3.com/news/general/618309