暴力団の嘘の破門状を配って企業活動を妨害したなどとして、
名誉毀損(きそん)と偽計業務妨害の疑いで暴力団幹部と
会社経営者ら3人が逮捕された事件で、京都地検は
4人のうち同幹部と会社経営者2人を不起訴、
1人を一部起訴とした。関係者への取材で分かった。処分は25日付。
京都府警の発表によると、4人の逮捕容疑は昨年10月、
京都市の不動産管理会社社長ら男性3人が最近まで
指定暴力団山口組系淡海一家(おうみいっか)系団体に在籍していたとする
虚偽の破門状を金融機関などに郵送したとしている。
さらに府警は今年2月、同様の破門状の画像データを
無料通信アプリLINE(ライン)で取引先へ送信したとして、
名誉毀損容疑で4人を再逮捕した。
しかし、京都地裁は弁護人の準抗告を受け、
「再逮捕の勾留請求は一罪一拘留の原則に反するか、
身体拘束の時間制限を潜脱する違法なもの」と判断。
勾留請求を却下し、4人は2月下旬に釈放されていた。
3人を不起訴 暴力団の「ニセ破門状」配って業務妨害した事件…京都
2018.7.26 20:52
https://www.sankei.com/west/news/180726/wst1807260080-n1.html