https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20180724-00000055-ann-soci
国内で唯一のサーカス学校がピンチを迎えている。生徒数の減少により、23日から無期限の休校となった。再開のめどは立っていない。
群馬県の山間部。この緑に囲まれた地域にポツリ。廃校となった小学校がある。実はここ、日本で唯一のサーカス学校。かつては、よく目にしていた日本のサーカス。
こうした舞台を目指し、廃校になった小学校を利用して自然のなかで日々、鍛錬を行っている。
指導をする先生も超一流。ウクライナからやってきたテシェンコワ・ナジェイジダ先生。アクロバット体操の元世界チャンピオンだ。来日して17年。
日本語は独学。これまで世界各国に60人以上のパフォーマーを輩出してきた。しかし、この学校、23日から無期限の休校となってしまったのだ。現在、在籍する生徒はたったの3人。
学校運営が難しくなり、休校を余儀なくされたという。学校側も運営を再開するため、今後、しばらく新たな入学希望者を募集するという。そして、残された生徒たちも学校再開を夢見て次のステップへと歩み出す。