20日午後5時28分ごろ、浦添市伊奈武瀬のごみ処理施設「浦添市クリーンセンター」で、焼却灰を再利用するために溶かす溶融炉の冷却用水槽内で水蒸気爆発が発生した。
当時、周辺を巡回していた民間管理会社の男性(22)=沖縄市=が背中など半身をやけどする重傷を負った。
同センターによると、燃焼室の壁面に付着していた高温のばいじんが水槽内に落ちて水蒸気爆発が発生、あふれた水が男性に掛かったとみられるという。溶融炉は緊急停止した。
溶融炉を冷やした後、浦添署などが現場検証するという。
男性は本島南部の病院に搬送され、治療を受けている。
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