中国メディア・東方網は14日、「中国人観光客は日本旅行で、この点だけ不満に思う」とする記事を掲載した。

 記事は、「生活レベルの向上とともに、ますます多くの人が余暇の過ごし方として旅行を選ぶようになった。特に日本は、毎年とても多くの中国人観光客が訪れる」と紹介した。

 また、「日本は経済が発展しており、各種インフラも充実している。国土は狭いが、多くの特色と豊かな海を持っており、水産資源が非常に多い。
そして、ショッピングの環境も整っており、毎年中国人観光客が数多のお土産を抱えて帰ってくる。日本を訪れる中国人は、日本に対してとても満足し、
度々日本旅行に出かけるのだが、唯一不満があるという。それは何か」とした。

 記事の言う「不満」とは、地震の多さだという。記事は、「日本は日常的に地震が発生する特殊な場所にある。中国人観光客は地震に慣れておらず、
旅行中に地震に遭遇することを案じている。日本は地震多発国として、日ごろから防災減災の取り組みを進めている。とはいえ、
地震に慣れていない中国人たちが命や健康を案じるのはごく自然なことだろう」と説明している。

 そして、「長い歴史で培われてきた独特の風俗と、多くの観光名所が中国人を日本に吸い寄せる大きな要因になっている。そして、
中国人観光客の消費力は日本に多くの利益をもたらす。ただ、日本には地震の怖さがあるゆえ、長期的な滞在には二の足を踏む人も少なくないようだ」と結んだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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