各地で猛烈な暑さ あすも40度近くになる所も

14日は、西日本と東日本を中心に各地で猛烈な暑さとなり、内陸では、国内でことし初めて気温が
38度を超えました。15日以降も厳しい暑さが続き、ところによって最高気温が40度近くになる見込みで、
熱中症に警戒が必要です。特に記録的な豪雨の被災地では、熱中症のリスクが高まっているとして、
気象庁はできるかぎりの対策を取るよう呼びかけています。

14日は、西日本と東日本を中心に広い範囲で高気圧に覆われて強い日ざしが照りつけ、各地で気温が
上がりました。

日中の最高気温は、岐阜県多治見市で38度7分、京都市で38度5分、三重県松阪市飯南で38度2分まで
上がり、ことし国内で初めて最高気温が38度を超えました。

さらに、大分県日田市で37度4分、広島県三次市で37度1分、岡山県高梁市で37度ちょうど、愛媛県大洲市で
36度2分、福島市で35度5分、東京都心で35度4分などと、記録的な豪雨の被災地を含む広い範囲で
35度以上の猛暑日になりました。

東京の都心は、ことし初めての猛暑日で、全国の927の観測地点のうちおよそ300の地点でことし
最も高い気温を観測しました。

気象庁によりますと、西日本と東日本では、15日以降も厳しい暑さが続き、15日の予想最高気温は、
京都市や甲府市で38度、岡山市で37度東京の都心で36度、広島市で35度などと、各地で猛烈な暑さに
なると予想されています。

内陸部では、ところによって40度近くまで上がる見込みで、各地で熱中症に警戒が必要です。

気象庁は、特に豪雨の被災地では、避難所での生活など環境の変化によって、より熱中症のリスクが
高まっているとして、水分や塩分の補給をふだん以上にこまめに行ったり、復旧作業の際には、日陰で
十分に休息を取ったりするなど、できるかぎりの対策を取るよう呼びかけています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180714/k10011533591000.html