岡山県倉敷市真備町地区の真備総合公園で10日、自衛隊による仮設風呂が開設された。避難生活を続ける被災者たちが数日ぶりに温かい湯を浴び、笑顔を見せた。
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 風呂は男女別に設置。それぞれ二つの浴槽と10個ほどのシャワーがあり、一度に最大30人が入浴できる。自衛隊は要望がある限り、続ける方針。

 一番風呂に入った女性(70)は3日ぶりの入浴。自宅は無事だったが、水道が止まって入れなかったという。
「ほんまにありがたい。さっぱりした。ありがとう」と感謝していた。同市真備町箭田の泊裕美さん(46)は、自宅が2階部分まで浸水し、実家に避難している。
今は自宅の泥をかき出す作業をしており、「泥をかぶったところが乾いてかゆくなる。お風呂に入れてよかった」と語った。【戸田紗友莉】
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