香美町村岡区の道の駅「あゆの里矢田川」が「RVパーク」整備のためにインターネットで募集していた資金調達で、
最終日の9日午後5時現在、目標額(150万円)を上回る172万5千円(95人)の支援があった。
この資金を元に、看板や電気、遊歩道整備などを進めるという。

RVは、キャンピングカーなどのレジャーに向いている車の総称で、RVパークは一般社団法人「日本RV協会」が認定。
同道の駅は今年4月、県内で初めて認定を受け、「香美の隠れ家ときめき矢田川ヴィレッジ」として開設した。

同道の駅は、今年から駐車場エリアをキャンピングカーなどの車中泊利用に開放していたが、
RVパークの場所として、駐車場から離れた矢田川沿いの敷地の一角に5台分を確保した。
しかし、資金不足で本格的な施設整備が追いついていない状況だった。

このため、地元の観光振興を目的に2年前から「香美町をキャンピングカーの聖地に」と提案し、
同道の駅を支援している香住青年会議所が主体となって、5月末から施設整備に必要な資金をインターネットで募集していた。

同道の駅の阿瀬大典駅長は「目標金額を上回る支援に感謝しています。多くの人が利用できるキャンピングカーの聖地を目指します」と喜んでいる。
http://www.sankei.com/region/news/180710/rgn1807100024-n1.html