俳句界に新風を吹き込み、90歳を過ぎても現役で活躍し続けた現代俳句協会名誉会長の
金子兜太(かねこ・とうた)さんが2018年2月20日、誤嚥性肺炎による急性呼吸促迫症候群の
ため死去した。98歳だった。各メディアが伝えた。

俳句は季語や旧仮名づかいなど制約が多い芸術だが、金子さんは創作の自由度を
広げることを主張し、理論と実作の両面で俳句の革新を訴え続けた。小林一茶や種田山頭火の
再評価でも知られた。15年に安保関連法案の反対運動が盛り上がった時には、プラカードの
「アベ政治を許さない」というメッセージ文字を揮毫して話題になった。

https://www.j-cast.com/2018/02/21321713.html?p=all