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2日に慢性閉塞性肺疾患のため死去した落語家、桂歌丸さん(享年81)がレギュラー出演していた日本テレビ系演芸番組「笑点」(日曜後5・30)が
8日に放送され、メンバーは涙をこらえて歌丸さんへの感謝の大喜利を披露した。

 歌丸さんが出演していた直前ミニ番組「もう笑点」(日曜後5・25)には黒い着物姿のメンバーが出演。
「笑点」で司会を務める春風亭昇太(58)が、「7月2日に桂歌丸師匠が旅立たれまして、50年間『笑点』を支え、
私たちの礎を築いてくれた歌丸師匠をしのびまして、きょうは『ありがとう歌丸師匠スペシャル』をお送りします」とあいさつした。
続けて始まった「笑点」では、1966年の番組スタート時からレギュラー出演し、
2006年から10年間、司会を務めた歌丸さんと番組の歩みを映像とともに振り返り、メンバーがそれぞれ思い出のエピソードを披露した。

 その後、「歌丸さんありがとう大喜利」と題し、それぞれが感謝の思いを笑いで表現。
お題は天国にいる歌丸師匠に向かって「歌丸師匠○○してくれてありがとうございました」と叫び、司会の昇太が「ありがとうございます」と返し、その後続けるというもの。

 歌丸さんとは高齢をネタに「くたばれ!」など舌戦を繰り広げ、司会を担当してからも愛のある毒舌で笑いを提供しあってきた三遊亭円楽(68)は、
「回答者だった頃、そして司会になられても、私の悪口を優しく受け止めてくれて、罵詈雑言にも耐えてくれて、ありがとうございました。
最後にひと言、言わせてください…。ジジイ!早すぎるんだよ!」と絞り出し、目元を潤ませた。