ハリス氏は同日、仁川空港到着後に記者会見し、米韓同盟関係の重要性を強調した。
ハリス氏は1956年、神奈川県横須賀市で米海軍軍人の父と日本人の母の間に生まれた日系2世。
アジア系米国人として初の海軍大将となり、太平洋艦隊司令官、太平洋軍司令官などを歴任した。
ハリス氏は今年2月、トランプ米大統領から駐オーストラリア大使に指名されたが、その後、駐韓大使に変更された。日系の駐韓米国大使の就任は初めて。
駐韓米国大使のポストは、リッパート前大使が昨年1月に退任して以降、過去最長となる1年半の間、空席が続いていた。
https://www.sankei.com/world/news/180707/wor1807070035-n1.html
【参考】
リッパート駐韓大使襲撃事件
襲撃犯は『ウリマダン独島守護(私たちの広場・独島守護)』の代表金基宗(キム・ギジョン、ko:김기종)とされ、
2010年7月に当時日本の駐韓国大使であった重家俊範に投石し、同席の在大韓民国日本国大使館一等書記官の女性を負傷させたものの、
懲役2年、執行猶予3年の有罪判決に留まり収監されなかった人物とされる。
重家大使への投石事件で実刑判決が出されていれば、リッパート駐韓国大使への襲撃を防げたとの指摘もある。
行事を主催した民族和解協力汎国民協議会(民和協)は、1人の警護員も配置しておらず、警察にも警護要請をしていなかった。
所轄の鍾路警察署側が25人を会場の周辺に、そして情報・外事課の捜査員3名を会場の入り口に配置していただけとされる。
会場の入り口で名前と所属を言えば、招待者リストの名前を確認しただけで、身分証を確認しないまま、名札を渡して入場させていたとされる。
参加者の証言でも、入り口には金属探知機がなく、身分証や写真などの確認もなかったという。
参加予約もしていない金基宗であったが、実務スタッフが顔見知りであったため、手書きの名札を作って渡したという。
https://ja.wikipedia.org/wiki/リッパート駐韓大使襲撃事件