6日、死刑が執行されたオウム真理教の麻原彰晃こと、松本 智津夫元死刑囚が生前、
「遺灰を四女に」と、死刑執行後の遺体の引き渡しについての意思を示していたことが、FNNの取材でわかった。

地下鉄サリン事件など一連の事件の首謀者として、死刑が確定していた教祖の松本元死刑囚ら7人は6日、死刑が執行された。

松本元死刑囚は、遺書は残していなかったが、関係者への取材で、松本元死刑囚が東京拘置所に収監中に、口頭で「遺灰を四女に」と、
死刑執行されたあとの遺体の引き渡しについて、意思を示していたことが新たにわかった。

松本元死刑囚の四女と弁護士は7日午後、東京拘置所を訪れ、
松本元死刑囚の遺体や遺灰の引き取りについての手続きを行ったとみられる。

また、四女は6日、弁護士を通じて「わたしの実父、松本 智津夫が迷惑をおかけした被害者の方らにおわび申し上げます」とコメントしている。

遺体の引き取りをめぐっては、公安当局は遺体が神格化されることへの懸念を強めていて、家族の誰が引き取るのか、動向を注視していた。
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