「頑張って! We are cheering for you(応援しているよ)」−。
タイ北部の洞窟内に取り残されている少年ら13人と救出活動をする人たちを元気づけようと、嘉手納中学校(斉藤美喜夫校長)の3年生185人が6日、無料通信アプリ「LINE(ライン)」を通し、現地で活動するレスキュー隊員にビデオメッセージを送った。
送り先は、米国出身で同校のALT(外国語指導助手)のエブン・トーマスさん(38)の友人で、米軍嘉手納基地から派遣されているレスキュー隊員。
この直前に救助活動中だったダイバーの死亡が発表されたばかりで、メッセージを受け取った隊員からは「今はただ悲しいけれど、現地でビデオをシェアしたい」との返事があった。
生徒たちは英語の授業時間を使い、ニュース映像やエブンさんの話から現地の状況を学んだ。
メッセージを送ろうと発案した3年のカストロ・ミユキ・アンジェラさん(15)、大城穂乃香さん(14)は「追い詰められた状況で元気を出してと言っても難しいかもしれない。ちょっとでもパワーが伝わってほしい」と願った。
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