日常生活を送っていて、やはりどうしてもネックになるのが人間関係の問題。すべての人が自分の味方になり、魔法のようにするすると
助けられながら人生がうまくいく……そうなればいいですよね。
人間関係を支配しているのは「無意識」
実は、私たちの潜在意識は、無意識レベルで、すべての人に伝わっているんですね。言うなれば、「思ってることが筒抜け」ということです。
他人に対して密かな敵意を持っている場合、どんな理由があるにせよ、相手はエスパーのようにあなたの気持ちを感じとります。そして、
「戦いを仕掛けられた」と、相手もあなたに対してきつい態度で接してくるようになるんですね。もちろん、こうした背景には、
「自分を認めさせたい」とか「自分を理解してほしい」という承認欲求が隠されています。
もっとしっかりしなければいけないとか、
もっとちゃんとやらなければならない、
もっと私のことを認めさせたい/認めてもらいたい、
そうすれば私は安心できる、
これだけやってるんだから評価してよ、
こんなにやってるのにあなたはこれぐらいできないの……?
人はだれしもこういう気持ちを持っているもの。けれど、この気持ちが強すぎて、つい相手に対して無意識に敵意を向けてしまうと、
それはニュートラルな関わりではなくなってしまうんですね。
「敵視」という思い込みから抜けること
こうしたときは、自分が「何かを乗せながら相手と関わっている」そのことに気づいてみてください。目の前の相手にただ怒るだけではなく、
「どうせあんただって認めてくれないんでしょう」「どうせあんただってあの人と同じなんでしょう」というように、「自分が苦しい思いをした相手との関係」
をベースに、敵意をむき出しにしてしまってるのかもしれない。そんなふうに考えてみてほしいんですね。
目の前の相手は無罪かもしれない。
あなたに対して何もしていないかもしれない。
むしろ、あなたのことを引き立てたいと思っているかもしれない。
でも、そういった気持ちを最初から拒絶して、「敵認定」していることに気づき、それをやめる選択をしていくことが大切です。
(略)
https://www.mylohas.net/2018/07/170137mind.html