東北新幹線全線でトンネル内携帯通信可能へ
https://www.toonippo.co.jp/articles/-/49866
総務省東北総合通信局は4日、東北新幹線八戸−新青森間にある10のトンネルのうちの
九つで携帯電話を利用できる整備事業に対し、補助金を交付すると発表した。
本年度中に工事に着手する。完成は未定。工事が終われば、陸上トンネルでは国内最長の
八甲田トンネル(約26キロ)など八戸−新青森間のほとんどの新幹線トンネル内で
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの携帯電話の通信環境が改善される。
交付額は計9億8933万円で、総事業費29億6800万円の3分の1に当たる。
事業主体は、携帯電話会社などでつくる「移動通信基盤整備協会」。
同協会が総事業費の半分を負担し、残る6分の1をJR東日本が負担する。
同通信局によると、工事は東京から順次、北に向かって実施。サービスの提供は、二戸(岩手県)まで行われている。
青函トンネルで携帯電話「圏外」解消へ
https://trafficnews.jp/post/80822
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクは2018年6月28日(木)、公益社団法人移動通信基盤整備協会を通じて、
青函トンネル内での携帯電話サービスの提供に向けてエリア整備を行うと発表しました。
現在は、トンネルの途中に設けられている2か所の定点(旧・海底駅)で携帯電話の電波が通じます。
定点は避難所と地上へのケーブルカーを備えた緊急時の拠点になる施設で、
携帯電話サービスも緊急停車時を想定して整備されています。
今回の工事が完成すると、全長約54kmの青函トンネルの全域にわたって携帯電話の「圏外」が解消されます。
サービス提供事業者はNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクです。ワイモバイルも対応予定。
サービス開始時期は2019年3月以降順次の計画です。