圧倒的に強い目力を取り戻した川島永嗣。“ベルギー戦だからこそ”守護神に期待したい理由
日本代表がベスト8入りという歴史的快挙を達成する鍵はGK川島永嗣が握っている。
現地時間2日に行われるロシアワールドカップ・決勝トーナメント1回戦、ベルギー
戦は必ず川島の力が必要になる場面が来るはず。かつてベルギーでもプレーした
川島がビッグセーブを見せれば、ベスト8も見えてくるはずだ。(略)
日本代表でその真価が発揮されたのが、2017年3月の最終予選・UAE戦。8カ月
ぶりのスタメン復帰戦で難しいPKセーブをやってのけ、チームを窮地から救って
いる。その底力を示す時がベルギーとの大一番で巡ってくるかもしれない。
「自分がPKを得意だとは思っていないけど、とにかくその状況になれば自分
を信じてやるしかない。自分達の目標はまだ上にあるとみんな感じているし、
そのために明日は全てを賭けたいと思います」と本人もPKを含めた全ての仕事
を全力でやり切って、新たな歴史の創造者になるつもりだ。
川島とともにピッチに立つイレブンは、19日のコロンビア戦と24日のセネガル
戦と同様、DF(右から)酒井宏樹、吉田麻也、昌子源、長友佑都、ボランチ・
長谷部誠、柴崎岳、右MF原口元気、左MF乾貴士、トップ下・香川、FW大迫勇也
だと見られる。
相手の3-4-2-1とはミスマッチになるが、そのギャップを使わせず、逆に日本が
スペースを使うような展開に持っていけるようになれば、川島の負担も減る。
そうなれば理想的ではあるが、守護神が大忙しになっても今の彼なら落ち着いて
対処できる。圧倒的に強い目力を取り戻した川島永嗣は必ずや日本を未知なる
ステージへ導いてくれるはずだ。
https://www.footballchannel.jp/2018/07/02/post279231/