知的生命体の手による人工物であると結論づけている。その証拠として、人面岩の中には「眼球」と「歯」があることなどを示した。
また、論文の最後では「現在の宇宙探査は、近くにETがいないということを前提に行われていないだろうか」という疑問が呈されている。
エイリアンは地球の近くにはいない、そんな思い込みが我々を真実から遠ざけているのではないかという問題提起である。
果たして火星の人面岩は地球外知的生命体が残したモニュメントなのか、それとも自然が作り出した造形物であり、顔に見えるのはパレイ
ドリア効果(壁や天井のシミが人の顔に見えてしまうような心理現象)に過ぎないのか。人面岩をめぐる議論は、まだ終わっていないようだ。
(編集部)
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