玉木雄一郎・国民民主党共同代表(発言録)

 (参院厚生労働委員会での働き方改革関連法案の採決をめぐる対応で、立憲民主党との亀裂が
指摘されていることについて)割れたというよりも、労働者のために反対だといって反対の印象
を残して終わるのがいいのか、それとも一つでも二つでも付帯決議をとって、解決策を1個で
もとっていくのがいいのか。

 付帯決議は1個もとれず、労働者が不安なまま、問題の多い、立法事実もない高度プロフェッ
ショナル制度が通ってしまうよりも、1個でもとろうと思って振る舞ったのが今回の参議院国民
民主党だった。問題に対しての向き合い方の方針が参議院では多少ずれたということです。

 政府与党にしても、一部メディアにしても、野党は割れさせたいと思っている勢力がいるので、
ちょっとした違いを割れた割れたと新聞では大きく書きますが、私たちは割れていません。
国民民主党をつくったのは野党が大きな塊になっていくための第一歩。共通の敵は安倍政権です
から、そこを間違わずに、しっかりやっていきたい。(水戸市での講演で)

https://www.asahi.com/sp/articles/ASL6Z6FD3L6ZUTFK007.html