業界のオレが説明してやるよ
おそらくコンクリートの上にブロック塀設置したのは十数年前だろう
学校が市の教育委員会にお願いして、施設課が設計したんだろう
軽微な工事だから一般競争入札でなく前施工業者あたりに随意契約で請け負わせた
コンクリートの上に鉄筋が数十センチの高さが均一で並んでるから、ケミカルアンカー筋だろう
まぁここまでは問題ない
そのアンカー筋とタテ筋がおそらく重ね継手で施工してたことが問題
本来ならブロック積みの鉄筋は重ね継手はNG
やむを得ない場合は溶接継手だ
施工担当者の知識不足、それを管理する施設課の担当職員の怠慢が原因だと思う
鉄筋が溶接されていれば塀の根元から折れる倒壊は起こらない