切りつけ事件で見守り活動の男性 はねられ死亡 静岡 藤枝
2018年6月20日 17時54分

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180620/k10011488051000.html
19日、静岡県藤枝市で小学4年生の男の子が学校の近くの路上で頭を切りつけられて大けがをした事件を受けて、20日、藤枝市で下校途中の児童の見守り活動をしていた86歳の男性が、同じく見守り活動に向かっていた男性の軽乗用車にはねられ死亡しました。

20日正午ごろ、藤枝市志太の交差点で、横断歩道の端に立って児童の見守り活動をしていた市内に住む臼井弘幸(86)さんが軽乗用車にはねられ、頭などを強く打って死亡しました。

また、軽乗用車を運転していた70代の男性と、一緒に乗っていた70代の男性が、頭などに軽いけがをしました。

地元の人によりますと、臼井さんは日頃から、事件があった小学校とは別の小学校で子どもたちの見守り活動をしていましたが、20日は事件を受けて下校時間が早まり、昼前に見守り活動をしていたということです。

また、車の2人の男性も見守り活動のため、持ち場に向かうところだったということです。

現場はJR藤枝駅から北に1.5キロほどの交差点で、警察は運転してた男性から事情を聴くなどして事故の原因を調べています。