旧国鉄時代に製造され、青森と岩手を結ぶJR八戸線で地域の足として、ことし3月まで定期運行されていた「キハ40系」気動車が一日限定で復活し、運行されました。
「キハ40系」は、昭和53年から青森県の八戸駅と岩手県の久慈駅を結ぶJR八戸線で地域の足として運行され、ことし3月に40年にわたったその役目を終えました。
16日は、一日限定で1往復が運行され、始発の八戸駅のホームには地元の鉄道ファンなどが大勢集まって写真に収めたほか、JR東日本の
社員や市の職員なども、横断幕を手にして往年の名車の出発を見送りました。
先月発売された84席は、わずか数分で売り切れだったということです。
息子と一緒に来た青森県八戸市の40代の女性は、「高校生の時に通学で乗っていたのでなくなるのはさみしい。いつまでも忘れないよう
列車の旅を楽しみたい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180616/k10011480791000.html