【6月13日 AFP】歴史的な米朝首脳会談から一夜明けた13日、韓国で統一地方選挙および国会議員の補欠選挙が実施され、与党「共に民主党(DP)」が圧勝を収める見込みとなった。
およそ1年前に文在寅(ムン・ジェイン、Moon Jae-in)政権が発足して初となる大型選挙での勝利は、米朝首脳会談の橋渡し役を務めた文大統領にとって朗報となりそうだ。
同国の主要放送局3社による出口調査によれば、17の主要自治体の首長選挙では、14の自治体でDPが勝利。
首都ソウルの市長選では、現職で与党の朴元淳(パク・ウォンスン、Park Won-Soon)市長が3期目の当選を果たすと予測されている。
朴市長はこれで、文大統領が任期終了となる2022年の大統領選挙で、最有力候補の地位を固めることになる。
さらに同時に実施された国会議員の補欠・再選選挙では、DPが12議席中10議席を確保。残り2議席は最大野党「自由韓国党 (LKP)」と無所属が獲得した。
これにより、国会の定数300議席のうち、DPが128議席、LKPは114議席を占めることになる。(c)AFP
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