赤字路線の見直しを進めるJR北海道の島田修社長は13日の記者会見で、「鉄道の維持のためにはコストをお客様に負担してもらわざるを得ない」として、平成8年以来となる
運賃の値上げを行いたいという意向を改めて示しました。

JR北海道の島田社長は、12日に東京で開かれた自民党の会合で、経営を立て直すためのひとつの策として運賃の値上げに理解を求めたいという考えを示しました。
13日の記者会見で島田社長は、「莫大なコストのかかる鉄道を維持していくにはいまの収入だけではまかなえず、お客様にも負担してもらわざるを得ない」と述べ、運賃の値上
げを行いたいという意向を改めて示しました。
運賃の値上げは22年前の平成8年以来で、このときの値上げ幅は普通運賃が8%、定期券が17%でした。
赤字のローカル線の維持のために札幌圏を含む多くの利用者に負担を求める形にもなるため今後の路線見直しの議論に影響する可能性もあります。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20180613/0000735.html