１２日、志摩市の料亭で宴会をしていた８人のうち数人が突然倒れ、全員が病院に運ばれました。
警察によりますと、いずれも意識はあり、命に別状はないということですが、現場からは一酸化炭素が検出されていて、警察や消防が詳しい原因を調べています。
１２日午後７時すぎ、志摩市阿児町鵜方の料亭、みやま亭で食事をしていた客の１人から「人が倒れた」と消防に通報がありました。
警察や消防が調べたところ、当時、宴会をしていた５５歳から７９歳の男性８人のうち数人が倒れ、残りの人も体調不良を訴えたため全員が病院に搬送されました。
８人は、いずれも意識はあり命に別状はないということです。
店によりますと、当時、店内の客は８人だけで、個室で酒を飲みながら、いろりで炭火を使って海鮮を焼くなどの料理を食べていたということです。
消防が現場を調べたところ、いろりのある部屋からは通常より高い濃度の一酸化炭素が検出されたということです。
警察や消防では、一酸化炭素との関連も含め、８人が倒れた原因について詳しく調べることにしています。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/3075517211.html
