沖縄県は11日、県内で3月から拡大したはしかの感染について、5月15日以降、新たな感染者が確認されていないとして終息を宣言した。
県によると3月以降に県内で99人の患者が出た。
県の担当者らが県庁で記者会見。県内外の不安を払拭したい考え。
沖縄では3月20日に台湾から来た30代の男性がはしかと診断された後に続出。学級閉鎖をした学校もあった。
沖縄観光コンベンション推進協議会によると、宿泊やツアーのキャンセルが相次ぐなど影響が出た。
県によると99人のうち、30代の感染が31%と最も多く、患者の72%が20〜40代。職業別では観光・接客業が最も多く、医療従事者も感染した。
3月以降、本土でも感染が広がった。
http://www.sankei.com/west/news/180611/wst1806110037-n1.html