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家族や知人と交通事故を偽装し、保険金約6000万円を騙し取った罪などに問われた男に、大阪地方裁判所は懲役4年を言い渡しました。
建設業の大久保雅司被告(67)は2014年から16年にかけて家族や知人と共謀して4件の交通事故を偽装し、保険金合わせて約6000万円を騙し取った詐欺などの罪に問われています。
裁判で大久保被告は起訴内容を認めたものの「偽装は共犯者が計画した」などと主張していました。
判決で大阪地裁の山口智子裁判官は「事故を偽装する日時や場所を計画するなど、筋書きを考えたのは大久保被告だ」と述べ、事件の主犯格と認定しました。
その上で「酌量の余地は全くなく、被害弁償も一切されていない」として、懲役4年を言い渡しました。