ハーレーの季節の訪れを告げる鉦(かね)が10日午前5時、沖縄県糸満市糸満の拝所・山巓毛(さんてぃんもう)で鳴らされた。
旧暦4月27日の伝統行事。鉦が鳴ると梅雨が明けるともいわれる。
糸満ハーレー行事委員会の東恩納博委員長(63)=糸満漁協組合長=が約20人の見守る中、漁師の航海安全や大漁、市民の繁栄を願って東西南北に打った。
続いて鉦打ちを体験した市内の高嶺小3年、玉城奏志さん(9)は「初めて持った鉦は重かった。ハーレーを見るのが楽しみ」と笑った。
糸満ハーレーは旧暦5月4日の「ユッカヌヒー」に当たる17日午前9時15分に開会する。
ことしは日曜日とあって、職域別の対抗戦には平日開催よりも10チーム以上多い74チームがエントリー。各地でもハーリー行事が開かれる。
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