公務外のアメリカ兵が起こしたタクシー強盗事件・損害賠償を求めた裁判が6月7日、結審しました。
事件は10年前、公務外のアメリカ兵2人がタクシー乗務員の宇良宗一さんを酒瓶で殴って大けがをさせ、料金を踏み倒したもので、宗一さんはPTSDにも苦しめられ、事件から4年後にがんで亡くなりました。
裁判で被害者家族は、日米地位協定にもとづく補償が進まないことから損害賠償を求めています。
訴えられたアメリカ兵2人は一度も姿を現すことなく、7日の裁判では約1800万円の損害賠償を求めることで結審しました。
結審を受け被害者家族は「(事件の補償が)ずっと放置されたまま来た次第であり、きょうようやく終わったんだなという気持ちがいっぱい」と話していました。判決は7月5日です。
http://www.qab.co.jp/news/20180607103079.html
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