民泊仲介エアビー、掲載数8割減新法控え対策
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO3132119004062018MM0000

一般住宅に旅行者を有料で泊める民泊の仲介世界最大手、米エアビーアンドビーが
許認可などがない日本国内の施設の掲載をやめたことが4日、分かった。

エアビーのサイトで現在検索できる施設は約1万3800件と今春時点から8割弱減った。
15日の住宅宿泊事業法(民泊新法)の施行で求められる対策を前倒ししたとみられる。
違法営業の恐れがある施設が減り、民泊市場が適正化される一歩になりそうだ。

エアビーの今春時点での登録総数は約6万2000件と、国内の民泊のほぼすべてが載っているとされる。
民泊調査会社はりうす(神奈川県藤沢市)によると、4日朝時点で約1万3800件まで減っている。
一部で自主的に民泊をやめた家主もいるが、エアビーが違法民泊の恐れがあると判断した施設が4万件以上あったことになる。