ローマ法王が書簡「祈ることを約束」 被爆地訪問要請に
https://www.asahi.com/amp/articles/ASL653JXTL65PITB00B.html?__twitter_impression=true
広島市は5日、広島・長崎両被爆地への訪問を要請していたローマ・カトリック教会のフランシスコ法王から、松井一実市長と長崎市の田上富久市長あてに書簡が届いたと発表した。受信日はともに5月30日。
広島市が公開した書面には「原爆の惨事を生き抜いた被爆者の経験は、同じような惨事を許さないために取り組みを続けるよう、私たちを勇気づける」とあり「両市長とその市民のために、祈りを捧げることを約束します」と結んでいる。
昨年11月に松井市長が、今年5月には田上市長がそれぞれバチカンでローマ法王に謁見(えっけん)した際、両被爆地への訪問を要請していた。この日、松井市長は会見で「恒久平和を願う被爆者と被爆地が勇気づけられたと思う」と話した。