先月、栗東市にある競馬のトレーニングセンターのきゅう舎で、競走馬に白い液体のようなものを付着させるなどしたとして、40代の調教助手が威力業務妨害の疑いで逮捕され
ました。
逮捕されたのは、栗東市にあるJRA=日本中央競馬会栗東トレーニングセンターの調教助手、定益秀雄容疑者(48)です。
警察の調べによりますと、定益助手は、先月18日の夜から19日の未明にかけて勤務先のトレーニングセンターにあるきゅう舎で、競走馬1頭に口かごをつけたり、別の1頭に
白い液体のようなものを脚に付着させたりして馬に薬物検査を受けさせるなど、調教の業務を妨害したとして威力業務妨害の疑いが持たれています。
別の調教助手が見つけ、トレーニングセンターから通報を受けた警察が捜査を進めた結果、定益助手が関わった疑いが強まったとして逮捕されました。
警察の調べに対し、定益助手は「記憶はうっすらある」と供述し、容疑の一部を認めているということです。
警察は詳しい経緯を調べています。
2頭の競走馬はその後レースに出ていて、健康上の被害はなかったということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20180529/2060000072.html
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