来年の春に富山市の県立中央病院の隣に県立大学の看護学部が新設されることを受けて、富山地方鉄道は、沿線の不二越・上滝線に新しい駅を設置することになりました。
これは28日、富山地方鉄道の辻川徹社長が富山市内の本社で記者会見を開き、明らかにしました。
それによりますと、新駅は富山地方鉄道不二越・上滝線の稲荷町駅と不二越駅の間、富山市西長江の県立中央病院から約400メートルのところに設けられます。
来年4月、病院の隣には県立大学の看護学部が新設される予定で、富山地方鉄道は、学生の利便性の向上を図るためとしています。
ホームなどの建設工事や新駅設置に伴う整備の費用に約6800万円を見込み、一部は県が補助するということで、富山地方鉄道は、来年3月のダイヤ改正にあわせて新駅をオー
プンさせる予定です。
富山地方鉄道が新駅を設置するのは、平成27年2月に北陸新幹線の開業に伴って黒部市に新黒部駅を新設して以来です。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/3064913051.html