ことし2月、埼玉県鴻巣市の踏切で非常ボタンを押して列車の運行を妨害したとして、27歳の会社員が逮捕されました。
この踏切では去年5月以降、同じ被害が11件相次いでいるということで、警察が関連を調べています。
逮捕されたのは鴻巣市富士見町の会社員、高橋洸丞容疑者(27)で、警察によりますとことし2月17日の午前0時半すぎ、鴻巣市本町にあるJR高崎線の踏切で非常ボタンを
押して列車の運行を妨害したとして、威力業務妨害の疑いが持たれています。
この影響で、下り線の最終の普通列車が安全確認のためおよそ11分にわたって、踏切の近くに停止したということです。
近くの防犯カメラの映像を詳しく調べるなどした結果、高橋容疑者の関与が浮上したということで、警察の調べに対し「ストレス発散のためにやった」と供述し、容疑を認めてい
るということです。
同じ踏切では、去年5月以降、非常ボタンを押される被害がこのほかに11件、相次いでいるということで、警察が関連を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/20180529/1100002361.html