宮内庁は25日、秋篠宮家の長女、眞子さま(26)の結婚延期を巡り、一部週刊誌が両陛下の対応について様々な臆測を記事にしているとして、
反論する文書を同庁ホームページ(HP)に掲載した。「両陛下は一切発言を慎まれてきた」と一連の記事の内容を否定した上で「両陛下のお考えが
無にされたことはあまりにも残念」としている。

 宮内庁はHPで「極力周囲の雑音から眞子さまを守り、眞子さまがご自分の考えを深められるよう助力なさること」が両陛下の考えだと強調。
皇后さまが様々な発言をされているとの週刊誌報道について「皇后さまはご自分の名のもとに、思いも寄らない雑音が立てられていることを驚き、
悲しんでおられ、陛下も深くお心を痛めておられる」と説明している。

 宮内庁は2月、眞子さまと国際基督教大の同級生で法律事務所勤務の小室圭さん(26)の結婚に関する儀式を延期すると発表。
眞子さまは同庁を通じ、結婚までの諸行事や結婚後の生活に関して「充分な準備を行う時間的余裕がないことを認識するようになりました」
と理由を説明する文書を公表された。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3097332025052018CR8000/