高度プロフェッショナル制度に指摘 休憩なしの24時間労働が合法に



働き方改革法案に含まれる高度プロフェッショナル制度について筆者が指摘
この制度で、年104日と有給休暇5日以外は休憩なしの24時間労働が合法になる
現在のフルタイム労働者の3倍以上の労働時間でも合法になる

安倍政権が来週にも衆議院厚生労働委員会で強行採決を狙っている「働き方改革一括法案」。
なかでも高度プロフェッショナル制度は労働基準法が定める1日8時間、週40時間などの労働時間規制を適用除外にするもので「 #高度プロフェッショナル制度 は現代の奴隷制」です。

 高プロは「健康確保措置」として義務化する年104日(祝日除く週平均2日)
と有給休暇5日付与の休日以外は、休憩なしの24時間労働が合法になります。

 しかも、この「健康確保措置」をきちんとやっているかどうかは、
企業が高プロ導入の半年後、労働基準監督署にたった1回だけ報告する義務があるだけです。
ブラック企業をなくすためにある労働基準監督署も高プロの長時間労働を取り締まることはできません。
高プロは「過労死合法化」であり、「ブラック企業合法化」でもあるのです。
http://news.livedoor.com/lite/topics_detail/14738994/