
電車や駅で撮影したわいせつ動画を短文投稿サイト「ツイッター」に投稿していた男が今月10日、警視庁保安課に逮捕された。
男は身元がバレないように投稿には他人のスマートフォンを使い、公衆無線LAN「Wi−Fi(ワイファイ)」を利用して違法な投稿を繰り返していた。
インターネットの匿名性を隠れ蓑にした巧妙な手口。
潜行捜査約1年、同課はカメラやネットの解析など地道で息の長い捜査で男の身元を絞り込み、ついに尻尾をつかんだ。
「ガチでヤバい」と話題に
今月10日、警視庁保安課が、平成28年8月にJR山手線で40代の女性のバッグからスマートフォンを盗んだ窃盗容疑で、千葉県柏市桜台の派遣社員(33)を逮捕した。
男は逮捕直後、バッグからでなく、座席の上にあったスマホを取ったと主張する一方、動機をこう語ったとされる。「自分の携帯だと、身元がバレると思った」
男が隠したかったのは、自らの違法な動画投稿だった。捜査関係者によると、スマホには電車内や駅の構内などで計35人の女性に体液をかける動画が残されており、
男は28年9月から昨年12月までの間に、32回にわたってツイッターに動画を投稿していた。
《ガチでヤバいTwitter(ツイッター)アカウントを見つけてしまった》。
28年9月、大手掲示板「2ちゃんねる」では、ツイッターに繰り返し投稿される動画の存在が話題になった。
駅の構内や電車内、エスカレーター…。大勢の人が行き交う公共の場所で撮影されたとみられる動画の中で、男が女性の背後に迫り、自身の性器を露出。
あろうことか、そのまま自慰行為に及び、体液を女性の衣服にかける一部始終がおさめられていた。
警視庁、執念の潜行捜査 わいせつ動画投稿男を逮捕 他人のスマホなど使う巧妙手口
https://www.iza.ne.jp/kiji/events/news/180518/evt18051810380008-n1.html
https://prt.iza.ne.jp/kiji/events/images/180518/evt18051810380008-p1.jpg