ダイハツ、「ハイゼット トラック」に衝突回避支援システム「スマートアシストIIIt(スリーティー)」搭載
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180514-00000092-impress-ind
ダイハツ工業は、軽商用車「ハイゼット トラック」を一部改良して5月29日に発売する。価格は68万400円〜139万8600円。



 今回の改良では、衝突回避支援システム「スマートアシストIIIt(スリーティー)」を“SA IIIt”グレードに標準装備。
軽トラとして初、ダイハツのMT車としても初めて衝突回避支援ブレーキ機能を搭載した。搭載車は、政府が交通事故対策の一環として普及啓発している「セーフティ・サポートカーS」の「ベーシック+」に該当する。

 スマートアシストIIItは、「スマートアシストIII」で採用している左右カメラ間隔80mmの世界最小サイズのステレオカメラを搭載。軽トラの車両特性に合わせ、衝突回避または被害軽減させるため作動速度域を最適化したという。

 このスマートアシストIIItの搭載により、“SA IIIt”グレードでは「車線逸脱警報機能」「誤発進抑制制御機能(前方)」「先行車発進お知らせ機能」といった機能が加わる(誤発進抑制制御機能はMT車での利用不可)。
また、「VSC&TRC」「エマージェンシーストップシグナル」「ヒルホールドシステム(AT車のみ)」に加え「IR&UVカットガラス(フロントウィンドウ)」「トップシェイドガラス」「バニティミラー(運転席)」が標準装備になる。

 そのほか、今回の一部改良では装備面でも変更を受けており、フォグランプをLED化するとともにベゼル意匠を変更。
このLED化に伴い、「スタイリッシュパック」とLEDヘッドライトを統合し、「LEDパック」として新たに設定。また、フロントグリルとフォグランプベゼルをダークメッキからシルバーメッキに変更している。

 加えて「選べるカラーパック」の仕様を見直してIR&UVカットガラス(フロントウィンドウ)を、「農業女子パック」の仕様を見直してトップシェイドガラスをそれぞれ追加した。