社を出禁になったOBが語る「森友文書スクープ」でも朝日新聞がはしゃげない事情

(略)朝日新聞の旧知の現役記者から、衝撃的なメールがきたのは、財務省が
公式文書を改竄したという特ダネを朝日が報じてから二週間ほどしてからのこと
だった。
 朝日の特ダネは「改竄を確認した」と書いてあったので、「証拠はないのかも
しれない。もしも特ダネがフェイク・ニュースとわかったら、朝日はいよいよ
終わりだ」と、私は思っていた。しかし、最初は朝日の特ダネに懐疑的だった
メディアがそろって財務省の改竄を報じ、財務省もその事実を認めたので、胸を
なでおろしたのだが、同時に、「朝日は今ごろ『勝った、勝った』と、大はしゃぎ
だろうな」と想像していた。
 ところが記者からのメールは、部数の激減を伝えるもので、「特ダネに浮かれて
いる場合ではないですよ」と言っていた。特ダネが部数増に直結しないことは新聞
社の常識だが、それにしてもここまで減ったとは、新聞の将来に悲観的な私にも、
想定を越えるものだった。
 メールによると、朝日が二月に公表した部数は五百万台だったが、社内では四百
万部を切ったというのがもっぱらの噂だという。(略)
https://www.dailyshincho.jp/article/2018/05060701/


朝日新聞、発行部数が5年で半減 新潮社「400万部を切ったとの噂」

朝日新聞の発行部数が激減している。
新潮社のニュースサイトのデイリー新潮は5月6日、朝日新聞の社内事情を報じた。
同記事での朝日新聞OBの川村二郎氏によると、新聞の発行部数は「朝日が二月に公表
した部数は五百万台だったが、社内では四百万部を切ったというのがもっぱらの噂だ」
という。
朝日新聞社が公表した数値によると2017年3月期の朝日新聞朝刊の年間平均の発行部数
は641万3000部だった。
400万部を切っていたとすれば公表値から実数は1年間で4割近く減少、この5年では
半減したことになる。(略)
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https://dialog-news.com/2018/05/06/asahi0506/