鳥取県の第三セクター・若桜鉄道の若桜駅(同県若桜町)で30日、ピンク色に塗装した蒸気機関車(SL)がお披露目され、約千人もの鉄道ファンらが熱心にシャッターを切った。
若桜鉄道が所有する1938年製のSLで、連結させたトロッコに客を乗せ、駅構内を約150メートル走行。写真映えを意識し、今年3月に運行を開始した観光車両「昭和」も構内に止まった。
5月1日を語呂合わせで「恋の日」とした観光イベントの一環として2016年、ピンクに塗り替えたSLが好評だったため、その後も毎年お披露目して今年で3回目となる。
鳥取市から訪れた高校3年生沢田海宏さん(17)は「煙突からシャボン玉が出たり蒸気がピンク色だったりと、昨年よりもパワーアップしていて見応えがあった」とほほ笑んだ。
https://www.sankei.com/west/news/180430/wst1804300033-n1.html
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