さまざまな種類の動物のふんをきっかけに生き物に興味をもってもらおうというユニークな展示会が岡山市の動物園で開かれています。
岡山市北区の池田動物園で開かれているこの展示会はすべての例文に「うんこ」の文字が入っている漢字ドリルが人気を集める中、子どもたちの興味を引きやすい視点から動物の
特徴などを学んでもらおうと企画されました。
30日は、動物園で飼育されているモルモットやゾウなど、あわせて16種類の動物のふんが展示されました。
会場には乾燥させたあとニスでコーティングされたふんを手に取ることが出来るコーナーやにおいを比べられるコーナーが設けられ、訪れた子どもたちはおそるおそる触ったり、
においをかいだりしながら動物ごとの違いを確かめていました。
ふんを見ていた5歳の女の子は「キリンは体が大きいのにふんが小さくてびっくりしました」と話していました。
池田動物園の飼育員の伊藤僚さんは「ふんを知ってから動物を見るとさらにおもしろいと思うのでぜひ多くの人に来てほしい」と話していました。
この展示会は、岡山市北区の池田動物園で、30日は午後5時まで、また、5月3日から6日までの間、開かれます。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20180430/4020000266.html