セクハラ問題が、世間の注目をあつめています。弁護士ドットコムの法律相談コーナーにも、職場でのセクハラ被害の相談がい
くつも寄せられています。その中には、上司からのセクハラを同僚に相談したところ、あとから言いふらされてしまった、というものがありました。
●信頼していた同僚に「セクハラ被害」を言いふらされた
セクハラ内容は、職場の直属の男性上司から「性的行為」を要求されたというものです。その上司は既婚者でしたが、女性は「仕事に支障が出ること」をおそれて、断りきれなかったそうです。
それでも、相談者の女性は非常に悩んでしまって、信頼していた同僚の女性にその事実を打ち明け、精神の安定を保っていたようです。その後、上司は会社を退職しました。
安心して仕事ができると思っていた矢先、元上司と同僚たちが参加した飲み会で、相談していた同僚が、彼女と元上司の間で性的行為があったことなどを暴露したというのです。
相談者の女性は、言いふらした同僚に対して、損害賠償(慰謝料)を求めることはできるのでしょうか。村上英樹弁護士に聞きました。
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