「民進党が別の党派と合併して、国民党になる」。そんな話を台湾の人が聞いたら、その多くが耳を疑うに違いない。中国メディア・環球網
は24日、日本に「国民党」が誕生することが決まり、台湾や日本のネット上でその党名が話題になっていると報じた。
記事は、希望の党の玉木雄一郎代表と、民進党の大塚耕平代表が24日に国会内で会談を行い、両党の合併後の名称を「国民民主党」(略称国民党)
にすることを決定、会談後に双方が発表したと紹介。新党名については23日に行われた両党国会議員の会合で「国民民主党」のほかに「改進党」、
「共和党」などの案が出されたが、最終的に「国民民主党」に決まったと伝えている。
正式名称は「国民民主党」であるものの、通常は「国民党」という略称が広く用いられることが想定される。民進党に続き、台湾を想起させる名前の政党が再び日本で誕生することになった。
記事は、この情報を知った台湾ネットユーザーの反応を紹介。「笑った」、「新党の名前はともかく、『民進党』という党名が歴史のゴミ箱
に捨てられることになる」、「今日一番笑えた話だ」、「ユーモアがあり過ぎる」などと茶化すコメントが寄せられたことを伝えた。
また、日本のネットユーザーからも「孫文や蒋介石もびっくりだ」、「1930年代だったら、国民党は日本人の敵ではないか」などと
いった感想が出たことを紹介している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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